こんにちは。植松です。

週末、衝撃的なニュースを見つけました。

引用元:https://repost.aws/questions/QUshILm0xbTjWJZSD8afYVgA/codecommit-cannot-create-a-repository#ANa5lXt9nwSiGyN8fGlmOA-Q

「Beginning on 06 June 2024, AWS CodeCommit ceased onboarding new customers. Going forward, only customers who have an existing repository in AWS CodeCommit will be able to create additional repositories.」
日本語訳:2024 年 6 月 6 日以降、AWS CodeCommit は新規顧客のオンボーディングを停止します。今後は、AWS CodeCommit に既存のリポジトリを持つ顧客のみが追加のリポジトリを作成できるようになります。

CodeCommitは条件付きで、今年の6/6から新規利用ができなくなっているようです。現状は以下の仕様になっています。

  • 既存リポジトリがあるアカウントはCodeCommitにて新規リポジトリを作成・利用可能
  • これまでCodeCommitを使っていなかったアカウントはCodeCommitにて新規リポジトリを作成・利用不可

弊社ではソースコードの管理でCodeCommitを利用しています。
他にもGitHubなどのサービスもありますが、CodeCommitを利用している理由は以下が主です。

  • IAMにてアクセス権のコントロールができる
  • マネージドサービスであるため、管理コストが下がる

AWSが提供しているサービスなら利用認可が通りやすい企業もあるでしょうから、この仕様変更は影響を受ける(既に影響を受けている)ユーザーも多いと思います。
CodeCommit導入時、EC2インスタンスにGitサーバ構築しようかと考えたのですが、運用面を考えないといけなくなるのでやめた経緯がある弊社としては今後の動向に要注目です。

CodeCommitの移行先は、GitHub、Gitlab、CodeCatalystになるのかなと個人的には思います。
ただ、権限の問題や契約先の増加による決済部署との連携などが出てくると思いますので、移行を検討される場合は最新の情報をご確認いただき移行方法を検討されたほうがよいと思います。