YAMAHAからネットワーク機器の新製品が続々登場しています。
1.無線LANアクセスポイント「WLX402」
エンタープライズ向け無線LANアクセスポイントです。
お値段も定価で99,800円(税抜き)になります。
WLX202が39,800円(税抜き)なので、ハイエンド感が伺えます。
IEEE 802.11ac Wave 2に対応。
LANポートも2つあり、リンクアグリゲーションになっています。
また無線の電波を有効活用するために反射板を標準採用。
外部アンテナにも対応し、さらなる電波強度が見込めます。
2.LTEアクセスVoIPルーター「NVR700W」
RTXシリーズではなく、NVRシリーズです。
標準価格は118,000円(税抜き)です。
NVR510も9月に発売されましたが、こちらは内蔵無線WAN(LTE/3G)対応です。
つまりSIMカードが入ります。無線WANとも言われます。
フレッツなどの固定回線のバックアップに、SIMカードを挿して回線の冗長化が可能になります。
NVR510もそうですが両機種ともに小型ONU対応です。
NVRシリーズの特徴であるVoIPももちろん対応。
またRTXシリーズでおなじみのIPsecなどのVPN機能、
OSPFやBGP等の各種のダイナミックルーティングプロトコルなども実装。
3.SWX2100シリーズ
SWX2100シリーズに待望の24ポートが出ます。
またこれまでSWX2200シリーズのみPoE対応のスイッチが2100シリーズでも出ます。
5ポートと10ポートのものが発表されています。
発売は来年の1月から3月にかけてですが、
スイッチのラインアップが豊富になったので、
お客様にもご提案がしやすくなりました。
これまで24ポートは2300と2200でしかなかったので、
ネットワークの構成によってはオーバースペックな場合もあったので。
CiscoがYAMAHAに対抗して、SMBをターゲットにした、
Cisco Startを精力的に展開していますが、時既に遅し。
YAMAHAの牙城はなかなか崩せないのでは?と思います。
(山下 史彦)