もう無線LANなしでは生きて行けない時代になりましたね。

つなぎたいWi-Fiのアクセスポイントに接続して、パスワードを入れればすぐに快適なインターネットが使えます。


無線LANのセキュリティを高める

企業で利用するWi-Fi。

意外と従業員に無線のパスワードを教えちゃったりしていませんか?

ネットワーク管理者が都度パスワードを入力して、使わせてる分には問題ありません。

インターネットだけ使えて、社内ネットワークにはアクセスできない

ゲストネットワークも問題ありません。

従業員が退職したとしましょう。

でも無線の設定はそのまま残っています。

パソコン、スマートフォン、タブレットなど。

会社の近くまで来たら、自動的にWi-Fiにつながってしまいます。

下手したら共有ファイルも閲覧可能です。

かなり危険ですね。。。

RADIUS認証を導入する

どんなに無線の暗号化強度や接続方式を強固にしても、

接続時はたった一つのパスワード。

これではセキュリティは担保できません。

ここで登場するのがユーザー認証です。

RADIUSと呼ばれる認証方式を採用します。

RADIUSとはRemote Authentication Dial In User Serviceの略称です。

つまりWi-Fiに接続するために、固有のユーザー名とパスワードで認証し接続します。

AさんにはAさん用のユーザー名とパスワード、BさんにはBさん用のユーザー名とパスワードを与えます。

お互いのパスワードは知りません。

もしBさんが退職したら?

ファイルサーバーのアカウントをすぐに停止することって意外とないですよね?

まだその人のアカウントでログインすることがあったりするので。

でもとりあえずRADIUS認証サーバーのBさんのアカウントを停止しましょう。

そうすればBさんはWi-Fiにつながらなくなります。

これで安全です!

RADIUS認証自体は昔から使われている方式です。

アクティブディレクトリとの連携も可能です。

YAMAHA WLXシリーズの簡易RADIUS認証

フォローウインドでは、YAMAHAの無線アクセスポイントのWLXシリーズをお勧めしています。

WLXシリーズには簡易RADIUSサーバーの機能がついています。

簡単に無線LANのRADIUS認証が導入できます。

春に登場予定の新製品「WLX202」にも簡易RADIUSサーバーが搭載されます。

こちらはしかもIEEE 802.11ac対応で、最大伝送速度866Mbpsです。

wlx202.jpg

あ、ルーターはYAMAHAのRTXシリーズでないとダメですよ。

Wi-Fiのセキュリティを強化したいお客様は是非ご相談ください。

(山下 史彦)