いよいよ2015年も終わりですね〜。
今年は個人的にAWS一色だったと感じます。
Amazon Web Servicesとの一年
自社サーバーもそうですが、お客様の案件でも本格的にAWSを取り扱い始めました。
色んなクラウドサービスを検証してきましたが、
やっぱりAmazonに一日の長があると思います。
もちろん国産のサービスであれば、UIも日本語ですし、サポートも充実しています。
でもやっぱりAmazon。
業界最大手を使っておいて文句はないと思います。
まだ触っていないサービスが沢山あるので、
機会を見つけては検証をどんどん進めて行きたいと思います。
特に先日発表されたAmazon EC2のt2.nanoインスタンス。
これは今後、テストサーバーとしては、キーになるインスタンスだと思います。
Amazonがオチたら諦められる?
AWSだって完璧なサービスではありません。
可用性も冗長性も備えてはいますが、100%の保証はありません。
Google Appsの時思ったんです。
Googleがトラブったら、世界中もトラブっている。
Amazonがトラブったら、世界中がトラブっている。
そう言っても過言ではないくらい、シェアが大きいですね。
もちろん費用対効果ですが、異なるリージョンを駆使して、
止まらない構成を作ることができますので。
あくまでクラウド事業者はインフラを提供しているIaasなので。
運営・管理は私たちSIerやエンドユーザーに委ねられているわけです。
Windows Server 2016でADのクラウド化
とは言っても、AWSはやっぱりWebサービス系。
社内の業務系・基幹系となると、まだまだWindows OSです。
次期VersionのWindows Server 2016では、
アクティブディレクトリのクラウド化が実装されます。
Windows AzureでもAWSでも、ディレクトリサービスは提供されていますが、
まだまだオンプレミスのドメインコントローラーは必須。
この時代がいよいよ変わろうとしています。
ファイルサーバーのクラウド化はもう既に環境が整っていますが、
これにADのクラウド化が実現すると、
社内のサーバーレス環境も夢ではありません。
ただしインターネットが常時つながっていないと使えません。
中小企業でも回線の冗長化やルーターの冗長化の顕在ニーズが増えてくると思います。
YAMAHAの新製品ラッシュ
フォローウインドではネットワーク機器はYAMAHA製品を取り扱っていますが、
年明けから新製品ラッシュです。
スイッチのバリエーションが増えます。
今まではハイエンド向けで、また16Port製品も存在しませんでしたが、
ラインアップが3グレードに増えます。
無線LANアクセスポイントにもエントリーモデルが出ます。
またYAMAHAの無線LANアクセスポイントと言えば、WLXシリーズ。
そして何よりもお勧めなのがPoE機能。(Power over Ethernet)
電源をスイッチから供給します。
つまりコンセントが近くになくても使えます。
ただしPoEを使うには、当然PoE対応のスイッチが必要でした。
このPoEをもっと導入しやすくするために、PoEインジェクターが純正でリリースされます。
来年は店舗等のワイヤレス環境に、PoEを積極的に導入して行こうと考えています。
ライティングの仕事は?
昨年から、Webサイトの原稿執筆依頼をお願いされることが増えて来ました。
コピーなんかも書かせていただいています。
ほんとうにありがたいことです。
正直、この一年でライティングやコピー関連の書籍は数十冊読みました。
勉強会なんかにも出てみました。
まだまだライターとしては半人前でしょう。
ただし僕の本業はWebディレクション。
人にも検索エンジンにも読んで、理解してもらえるライティングが命題です。
来年もさらなる高みを目指し、お客様のWebサイトの肉付けにご協力させていただきたいと思っております。
本年も大変お世話になりました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
(山下 史彦)