出ましたね!t2.nanoインスタンス。
スモールスタートに最適
今年開催されたre:Inventで、
「近く、EC2コンピューティング・サービスで、極めて小型だが必要な際には急速に拡張可能なインスタンスの提供を開始する」
と、発表されていたものが、
t2.nanoインスタンスとして登場しました。
512MBのメモリが付属し、 1コアのバーチャルCPU。
もちろんt2インスタンスなのでバースト搭載。
USリージョンであれば、月額4.75ドル。
つまり一時間あたり0.0065ドル。
1年間のリザーブドインスタンスを購入すれば、0.0045まで下がります。
CPUやメモリを消費しない検証時や教育用のサーバーには最適です。
Amazonはトラフィックの少ないWebサイトであれば、
ホスティングサーバーとしても利用可能、と発表しています。
Movable Type for AWSにもt2.nanoインスタンス登場
nginx版のみですが、Movable Type for AWSにも出ました。
t2.microインスタンスの0.02ドル/1hourに対して、
t2.nanoインスタンスは半額の0.01ドル/1hour。
年間1万と2万の差は中小企業ではインパクトがありますね。
t2インスタンスのCPUクレジットとバースト機能は、
再構築(リビルド)が必要なMovable Typeと非常に相性が良いので。
どの程度のパフォーマンスが出て、負荷に耐えられるか
早めに検証してみるつもりです。
*Apache版はt2.smallインスタンスからの提供になります。
(山下 史彦)