Windows向けの「Microsoft Office 2016」が、9月にリリースされました。


Mac版のOffice 2016は、Office365ユーザー向けに先行してリリースされていました。

パッケージ版は9月30日にリリースされましたね。

Windows版は、Office365ユーザー向けに9月22日にリリースされていましたが、

ようやくパッケージ版、ダウンロード版が出ました。

法人向けOffice365サービスをご契約の方は、Office365の管理画面から

「新機能と更新プログラム」の設定画面で、"先行リリース"を選択していないと、

4ヶ月後以降でないと、最新のOfficeが配信されません。

Office-2016-Logo.jpg

Office 2016の主な特長

Mac版はもともとOffice 2011だったので、大幅なアップデートとなりました。

Windows版は前バージョンのOffice 2013と操作感はそれほど変わっていません。

実はMac版とWindows版のOfficeのバージョンが同一になったのは、今回が初めてなんですね。

1.リアルタイム共同編集

Office 2016ではWord, PowerPoint, One Noteで、正式にリアルタイム共同編集ができるようになりました。

現状はマイクロソフトのクラウドサービス「One Drive」を経由しての共同編集になります。

Googleドキュメントがこの機能を先行して実装していたので、

ようやくMicrosoftが追いついて来ましたね。

2.バージョン履歴

Office 2016では、自動的に文書の古いバージョンを取っておき、Officeアプリケーションの「履歴」からすぐに参照することができるようになりました。

うっかり上書きしてしまった、といったようなヒューマンエラー発生時も、管理者の手を煩わせることなく落ち着いて対応可能になります。

3.Excleに追加された豊富なグラフ

Office 2016では、Excleのグラフテンプレートに新しいグラフの種類が追加されました。

株式市場の情報を追うのに便利な滝グラフや、ツリーマップ、パレート図、ヒストグラム、箱ひげ図、サンバーストなどパワフルなグラフが加えられています。

Office 2016の導入方法

Office 2016の導入には色々な選択肢があります。

年間サブスクリプション版の「Office 365 Solo」。

パッケージ版の「Office Home & Business 2016」や「Office Personal 2016」。

法人向けOffice ライセンスによる導入。

そして法人向け「Office 365」での導入。

フォローウインドでは、お客様の規模や要望に合わせて、コストや導入フロー等、最適解をご提案いたします。

(山下 史彦)