Microsoftのクラウドグループウェアと言えば「Office365」です。
フォローウインドではGoogle AppsとOffice365の2大クラウドグループウェアの導入支援を行っています。
Office365って？
Web版Outlook（メール・スケジュール・施設予約）がメイン機能です。
プランによって様々な機能の差異がありますが、他にはポータルサイトとして利用可能な「SharePoint」
チャットやビデオ会議は、以前Lyncという名前でしたが、MicrosoftのSkype買収により、Skype for Business Onlineとなりました。
Google Driveの対抗馬はOne Drive for Business。
Officeアプリケーションに関しても、サブスクリプションで利用可能です。
構築・運用のキモはPower Shell
Google Appsはほぼ全ての設定がWebで完結します。
Office365はそうもいきません。。。
例えば会議室のアクセス権の変更や、外部サードパーティのSSO（シングルサインオン）との連携など、Webからでは全ての設定ができません。
Microsoftの伝家の宝刀「Power Shell」というコマンドラインツールを利用して細かい設定を行います。
つまり構築・運用がGoogle Appsと比較すると、格段にハードルが上がります。
Power Shellとは？
Power ShellとはWindows ServerやExchange Serverなどで採用されているサーバー管理用CLI（コマンドラインインターフェース）です。
僕は普段、Linuxをコマンドで管理しているので、CLIに苦手意識はないんですが、
やはり普段使わないMS系のコマンドはなかなか覚えられない。。。
しかもOffice365の管理となると、いわゆるログインだけで長めのコマンドを5つくらい入れさせられます。
これでまたExchange Onlineのコマンドを駆使して、ようやく設定変更ができます。
ぶっちゃけ、結構大変です。
Google Appsの方が圧倒的に管理・運用は楽ですね〜。
（山下 史彦）