先週はGmailでのGTDについてでした。

実は最後まで書いてたのですが、途中で原稿飛んだのでGmailまででやめちゃいました。。。


究極のGTDメーラー「Inbox by Gmail」

メールをTo Doリストのように管理できるGoogle純正のメーラー「Inbox by Gmail」

Gmailの進化形と呼ばれています。

Inbox by Gmail

これまでは個人版Gmailでしか利用できなかったのですが、つい先日Google Appsに対応したことで、

ビジネスシーンでもバリバリのGTDができるようになりました。

「Inbox by Gmail」の主な機能

Gmailでもフォーラムやソーシャルなど、メールの内容に応じて自動的に振り分けてくれる機能がありましたが、

Inboxではこの辺りがさらに強化されています。通称Highlight(ハイライト)機能です。

デフォルトである旅行というラベルでは、新幹線や飛行機の予約確認メールが自動的に分類されていました。

そして次がSnooze(スヌーズ)機能です。

これが非常に便利です。

今は読む時間ないけど、既読にしたら後で読むの忘れそうという時に使えます。

スヌーズすると、いったん受信トレイから消えます。

いつ再度通知してもらうかを時間で指定できます。

GTD野郎ともあれば、常に受信トレイは空にしておきたい。

でも明日の朝にならないと返信できないような内容の場合、

明日の朝8時にスヌーズしてね!というように使います。

最後にリマインダー機能です。

これがメールとTo Doを完全に融合させる術です。

メールを作成するように、Inboxの中にタスクを登録できます。

作成されたタスクは受信トレイに置かれます。

処理したらアーカイブ、後でやるならスヌーズ。

Gmailだと、自分宛にタスクをメールで送るというダサい方法しかないですが、

Inboxだとタスク管理もリマインダーも全て一つのメーラーで処理ができます。

しかもInboxで作成したリマインダー、Gmail側には反映されません。

これってちょっとお洒落だと思います。

ちなみにGmailのアーカイブ(全てのメール)は、Inboxでは"完了"というラベルになります。

しかもInboxは受信トレイを空にするとちゃんと祝福してくれます。

お天気アイコンが表示されます。

inbox_love.png

ちょっと待って!Googleさん。。。

実は最強のメーラーと言っても過言ではないGmailに、唯一ひとつだけ使いづらいというか、改善して欲しいと感じている機能があります。

それはInboxでも同様でした。

「スレッド表示」です。

日本人の人は時系列でメールを処理する習慣が多いので、

スレッド表示って使ってない人多いと思います。

Outlookでもデフォルトはスレッド表示になっていますが、

オフにしている人多いんですよね〜。

PCブラウザ版のGmailは設定でスレッド表示をオフにすることができるのですが、

アプリ版のGmailではデフォルトでオンになっており、かつオフにすることができません。

Inboxに至っては、PCブラウザ版でもアプリ版でも強制スレッド表示です。

これの何が不便というと、例えば何度かやり取りしているメールを、

その時々でアーカイブしているとしましょう。

最後のメールをアーカイブしたのだけど、やっぱり後ですぐに見られるようにと受信トレイに戻しちゃうと、

一連のスレッド達が一斉に受信トレイに戻って来ちゃうんです。

戻したいのは最後の1通なのに。

ここで削除なんてしたら、スレッドのメール全部がゴミ箱に行きます。

このおかげで、「この案件のメールが全然ない。。。」って焦った事がありました。

Inboxに至っては、前日の夜にスヌーズしておくとしましょう。

翌朝、きちんと通知されます。

でもPCブラウザ版のGmail(スレッド表示オフ)で見ると、やっぱり一連のスレッド毎受信トレイにいらっしゃいます。

これではGTDの意味ないやん。。。と、今朝思いました。

Googleさん、スレッド表示機能の任意選択、昔からリクエストは結構あると思うので、早く実装してくれませんかね〜。

GmailのアプリやInboxにスレッド表示オフがあれば、僕のメールGTDライフは完璧なものに近づくのですけれど。

(山下 史彦)