GTDという言葉を聞いたことがありますか?

Getting Things Doneの略で、直訳すれば"仕事を成し遂げる"ですかね?


まぁ、意識してやっている人、意識しなくてもできている人、多いでしょうが。

僕なりのGTDはやっぱりメールですかね。

メールとGTD

僕が最初に働かせていただいたタクトコンサルティングさん。

最初の上司に教えてもらった事がこれでした。

「受信トレイをTo Doに使いな」

当時はまだWindows98でメーラーはOutlook Expressでしたね。

Outlook Express

つまり返信や確認などの処理が終わったら、任意のフォルダに移動する。

まだそのメールにアクションが必要なら、終わるまでは受信トレイに残しておく。

そうすると受信トレイ自体がTo Doの集まりになるというわけです。

メール事情

当然と言えば当然ですが、当時と比べると一日あたりのメールの処理量はおそらく100倍くらいに増えているのでは?と思います。

仕事のメールはもちろん、お客様毎に割り当てている管理メールアドレスのチェックや、プライベートのメール。

ここに今はLINEやFacebookメッセンジャーが加わってきます。

よく考えたら恐ろしい時代です。

僕が大学生の頃はまだポケベル使ってましたから。

携帯電話にはメールがなかった時代ですから。

GmailでのGTD

閑話休題。

今の僕のメーラーはGoogle AppsのGmailです。

Gmail

iPhoneとiPadにも設定されています。

もちろん自宅からでもメール使えます。

最早、海外でも使えます。

24時間365日メール来ます。

たまに仕事のメール少ないな、と思うと、若干不安になります。

Gmailにはアーカイブという機能があります。

これが最初、取っ付きづらかったりします。

でも使い始めると、こんなに便利な機能はありません。

アーカイブは簡単に言うと、受信トレイからメールを消してくれます。

といっても、削除されるわけではありません。

Gmailにはちゃんと残っています。

全てのメールというところにいます。

フィルター(メッセージルール)を使って、案件やクライアント毎のフォルダに移動させることもできます。

いったん、受信したメールを確認します。

返事が必要なものは返事します。

返事したらアーカイブします。

CCだったり、内容を見るだけで完了するものは、アーカイブしちゃいます。

明日対応しなければならないものは、内容を見ても受信トレイに残します。

つまりこれが明日のTo Doになります。

受信トレイが常に空っぽの状態、これが理想のGTDというわけです。

ちなみにスターという機能もあります。

Gmailは検索が優秀なので、欲しいメールは検索すれば良いのでしょうが、

受信トレイにいては困る。でも後ですぐに確認できるようにしたいメールってありますよね?

僕の場合、セミナーの受講メールとかですね。

これに☆でアーカイブします。

そうするとスター付きというところに集まります。

もちろんセミナーが終わったら、☆を外します。

ここもある意味GTDです。

もっと書きたい事が沢山あるのですが、プレビュー見たらもう結構な文章量だったので、次回に回します。

次回は最強のGTDメーラー「Inbox by Gmail」です。

(山下 史彦)