現在のフォローウインドのWebサーバーは、Amazon EC2上で動いています。
ちなみにMovable Typeのバージョンは、1世代前のVer. 5.27です。
次回リニューアル用のサーバーとして、Movable Type for AWSを選定してみました。
Movable Type for AWSとは?
Movable Type for AWS は、Movable Type 6 がインストールされた、OS込みの Amazon Machine Image(AMI)です。
OS、アプリケーション、ウェブサーバー、PSGIサーバー、PHP、データベースがすべて Movable Type にチューニングされた形で提供されるため、数クリックで簡単に Amazon EC2 サーバー上に環境を構築できます。
システム構成
- OS:Amazon Linux AMI 2015.03版
- アプリケーション:Movable Type 6
- ウェブサーバー:nginx/Apache
- PSGI サーバー:starman
- PHP:php-fpm
- データベース:MySQL
データベースにAmazon RDSを採用する
せっかくAWSを使うのであれば、サーバー内のMySQLではなく、Amazon RDSを使ってみようと思います。
RDSでMovable Type用のデータベースを作成し、mt-config.cgiのデータベースのパスを書き換えるだけです。
はまるポイント
特にはなかったのですが、僕自身がAWS全般でよくはまるのがセキュリティグループ。
ようはポートの空け忘れですね。。。
インスタンスタイプは?
とりあえずこれから構築なので、EC2はt1.micro、RDSはt2.microでスタートしています。
一般的なBtoBのコーポレートサイトであれば十分なレベルだと思います。
でもトラフィックやパフォーマンスがきつくなっても、すぐにアップサイジングできるところが、クラウドの強みですね!
ちなみにDNSサーバーは以前からAmazon Route53です。
これが実に優秀!ほんとすぐにレコード切り替わります!
開発環境で効果があるのは当然ですが、全てのDNSサーバーがこのくらい伝播早かったら、色々と便利なんですけどね。
これから実際にコンテンツ入れ始めて、再構築時のスピードや、サーバーの負荷などを検証して行こうと思います。
(山下 史彦)